あちこちメモ

フィギュアスケート、恋愛、考えてる事など、恥部的な部分も含めてあちこち散らばってる頭の中をまとめるブログ。

永遠の謎。演技構成点。

演技構成点。いわゆるPCS(プリグラムコンポーネンツスコア)のこと。

採点の話については、ここでも言っているけど、私は最近あまり気にしていない。

 

ただ、技術点については、ある程度知っていると、

スポーツとしてのフィギュアスケートが楽しくなる。

 

ここ最近思うのは、

 

フィギュアスケートは頭脳戦だなぁと感じること。

 

大きな得点源であるジャンプは重要だ。

 

突飛つして技術のある選手は別として、

その他の選手は飛べるジャンプの種類はそんなに変わらない。

 

となると、その組み合わせで頭を使って競技をしなければならない。

ジャンプのミスにより構成も変えなきゃならない。

 

コンビネーションにならなかったジャンプをここでコンビネーションにして・・・

でも2回転にすると次のジャンプで飛びすぎになっちゃうし・・・

次のジャンプはあのジャンプだからあのジャンプは飛べないから・・・

でもここで飛ばないと点数が無くなるし・・・

 

あー!

 

ってくらい多分頭使って滑ってると思う。

もちろん、全てパーフェクトな演技なら話は別だけど

いつもパーフェクトに滑れる訳ではない。

 

なので、技術点についてはちょこっと知っておくだけで

頭脳戦としてのフィギュアスケートを楽しめるのでおすすめ。

 

個人的に、日本人選手で頭がいいなぁと思うのは

鈴木明子選手、羽生結弦選手とかは、非常に頭良いなぁと感じる。

 

そこで謎なのが演技構成点

 

採点の是非については、旧採点時代から言われていることだけど

昔から一番謎なのはこの演技構成点ではないか。

 

素人目に分かりやすい技術点に比べて

演技構成点については本当にどうやって採点されているのか

個人的には謎だ。

 

ここが疑惑の採点なんじゃないかと言われてしまう原因だと思う。

 

演技構成点とは、

 

  1. 要素のつなぎ
  2. 演技力
  3. 振り付け
  4. 曲の解釈
  5. タイミング

 

から成り立っている。

うむ。どれも主観が入ってしまいそうなものばかりである。

 

強いて目に見える技術的な要素の演技構成点を考えると

 

綺麗に図形が描けていること、っていうのもさりげなく見られているように思える。

 

スケートはもともと図形を描く競技だった。

コンパルソリーという言葉を聞いたことあるかもしれないが、

昔はこのコンパルソリーはかなり重要な要素を占めていた。

これが全く継承されていないわけではないと思う。

 

次に、氷をあまりガツガツ削らず、滑らかなスケーティングをしているかどうか。

エッジを深く倒して滑れているかどうか。

そして、技と技の間に難しい要素を入れているかどうか。

 

素人が考え付く採点の目安ってこんな感じなのだが

はてー。全くわからない。

 

ただ、演技構成点が出やすい選手はいると思う。

ここ最近では羽生結弦選手、デニステン選手なような気がする。

 

そしてこの演技構成点、突然上がったり下がったりもする。

本当に謎である。

ワンシーズンでここまで上がったり下がったりするものなのかと思うときもある。

 

ミスしても演技構成点が下がらない選手と下がる選手の違いはなんなのか。

そしてノーミスでも演技構成点が上がらない選手と上がる選手の違いはなんなのか。

 

本当によく分からない。

 

で、私の結論としては

 

こんな事を考えてると、おかしくない?おかしくない?

って思っちゃって、フィギュアスケートが楽しくなくなるから

辞めよー!って思った。

 

そして、いい演技をした選手には素直に讃える。

 

なんで?!ってくらい高い点数も出たりするけど、

本人には悲はないわけで、

「ちょっと点数出すぎだよな・・・」って思っても

多分それは選手自身が一番よくわかってることなので

ぐっとこらえようと思った。

 

楽しく観戦しましょ。