あちこちメモ

フィギュアスケート、恋愛、考えてる事など、恥部的な部分も含めてあちこち散らばってる頭の中をまとめるブログ。

同窓会に想う。過去を振り切る生き方をしてみようかと。

同窓会。甘酸っぱい響き。なんでしょうか?

 

久々に会ったらあの人がかっこよくなってた!

あの子美人になったなぁ。

 

あ、俺?今ね、営業で外回りで。毎日もう嫌んなっちゃうよ。

あ、俺?外資系企業に就職して休みなんてほとんどないよ(けど同窓会には来ちゃう)。

あ、私?年末に結婚して、そしたら妊娠がわかって今年生まれるの。

あ、私?まだまだ独身貴族。収入はそこそこだけど、自由だわー。

 

やだ、私が振ったあの彼、転職して稼いでるみたい。あんな良い時計してなかったもん。

うわー、俺の元カノ、太っちゃってまだ売れ残りか。別れて正解だったかも。

 

きゃーみんな懐かしい!

あ、そうそう、あなた、修学旅行でさー、一人はぐれちゃってぇ〜、

あははー、そうそう。

 

っていうあの雰囲気というか。なんというか。

まぁ、大勢集まれば近況を話し合うのは当然で、

昔話になるのも当然なんだけど。

 

こんな事考えちゃう私が相当ひねくれてるんだろうけど、

 

同窓会、まぁどうでも良くなってきた。

 

いやまぁ、楽しいときもありますよ。

親しかった友人であればね。

 

よくよく自分の人生を振り返ってみると、

私、友達という友達があまりいない。

だから高収入の彼がいた時には、友達を大切にして欲しいとか思ったりしたけど

当の彼氏は、友達って必要なのか分からないと言われてしまった。

頭が良くて、収入がある人はそんな感じなんだろうと

今思えば価値観の違いなんだろうけど。

友達がいないから同窓会とかどうでも良いのかというとそういう訳でもないんだけど。

 

友達ってなんなんだ。

 

友達、まぁ、欲しいよね。

でも作るものでもないし、私が仲良くしたいと思っても

相手もそう思ってるか分からないし、

ちょっとした言葉のあやで相手を傷つけてしまうことも簡単だし、

自分も簡単に傷ついてしまう。

 

一つの友達の形として、自然となんとなく繋がってる人が、

実はとても大切な友達なんではないだろうかと思う。

 

相手の事を深く知らなくても、時間の長さはとても大切になってくる。

 

しかし、このなんとなく繋がってる友達に対しても、

本当になんとなくで実際にそこまで大切なんだろうかと

考えてみる事も必要かもしれない。

 

ちょっと振り返る。

未来のために。

私たちは過去に生きてる訳ではないんだから。

その人を嫌いになったとかいうのではなくて、

これからを生きるために少し保留しておく。

 

大切な人たちだよ、と心で思いながら

自分の道を進む。私はそう考えるようになった。

 

未来に進むのに、少し息が詰まるような関係なら
会わなくても良いのではないか?

 

なんとなく付き合ってきちゃった人たちと、なんとなく繋がっている。

そしてその価値観の中で「そうだよね、私もきちんとしなきゃね」

って思って未来を狭めてしまったりしてないだろうか。

 

そういう関係を否定するわけでもない。

もちろん、自分自身が大切にしたいと思えば、その気持ちを尊重してあげることが

自分自身を大切に扱うことだとも思う。

 

でもそれらは果たして、自分の未来に持って来てまで守らなきゃいけないものなのか。

 

無理・・・してないだろうか?

 

ふとそう思ったのでこういう記事になってるんだけど・・・。

 

きっと自分の道を生きていて、

重要な人物であればきっとまた会える。

次に会った時に昔の知り合いが困ってたら助けてあげらるような人間になれてる。

 

そうやって繋がっていけば、無理に周りに合わせる過去の人間関係は

必要なのかなって思った。

 

かくいう私も、学生時代に仲良くなった人と繋がっていないわけでもない。

たまにしか会わないけど、応援したいなぁと思うし、

私もふとしたときに力になれるようなパワーを持った人間でありたいと思う。

時にはそのために、過去を振り返らず、各々の道へ進むことも大切なのかなと。

 

で、同窓会の話です。

 

30になってよくよく考えてみた。

そういう繋がりがある人たちとは、同窓会に行かなくても会える。

 

友達いないけど、繋がってる人は何人かいる。

そう、何人か。ほとんどが親しくない。

 

何を話せばいいのだろう。

冒頭の何気ない会話を2時間も続けられるのだろうか。

顔は笑ってても、きっと気持ちは笑ってない。

 

もちろん、そこからリスタートの新しい一面が見れて仲良くなれるのかもしれない。

でもまた、周りの空気を読んで、合わせて、

自分にとってちょっと苦痛な空間になりそうなのであれば

行かなくても良いのかなと思った。

 

あー、過去あんな事あってちょっと気まずいとかもそう。

未来に向けて歩いて行くために、時に振り切らないといけないこともあるのかなと。

 

だから、私はこの前同窓会に行きませんでした(笑)。